旅好き★双子のママ

【使用歴3年の双子ママがレビュー!】マウンテンバギーデュエットの使い心地は?

マウンテンバギーデュエットは使いやすい?
狭い所を通れる?
重たい?
エレベーターは通れる?
折り畳んだ大きさは?

実際にマウンテンバギーデュエットを3年間も使用している双子のママが、そんな疑問にお答えします!

家の玄関のドアを通れる?

ドアのサイズは家によって違うので何とも言い辛いですが、我が家の玄関は間口約80センチです。
最近よくある一般的なマンションです。

マウンテンバギーデュエットの横幅: 63センチ
エアバギーココダブルの横幅:71.5センチ

数字だけ見ると、どちらも余裕でドアを通れますね。
しかし!
80センチの間口の玄関に幅63センチのマウンテンバギーデュエットを毎日通らせていると、こうなります。

ベビーカーって、前輪はクルクル動きますが、後輪は固定されているので、自分の思うように小回りがきかないんです。
だから狭い場所を通るとガンガンぶつけます。

スーパーマーケットのショッピングカートみたいに、4輪ともクルクル回ってくれればもっと自由自在に操れるんですけどね。

とは言うものの、それでも双子ベビーカーが玄関を通れるのは有り難い!

寒い日は家の中で子供をベビーカーに乗せて、全て準備してから玄関のドアを開けて出発したいですから。


エレベーターには乗れる?

私の経験上、マウンテンバギーデュエットが乗れなかったエレベーターは1つだけです。
「閉まる」のボタンすらない小さな小さなエレベーターです。
一階が駐車場で2階がファミレス、というタイプの建物で駐車場から2階に上がる際に使うものでした。

正確に言うと、マウンテンバギーデュエットはギリギリそこに乗せられました。
しかし、縦がギリギリなので、私はベビーカーとドアの間の非常に狭い隙間を通ってベビーカーの横側に移動しなければなりませんでした。
出る時は片手で「開く」のボタンを押しながら、もう片方の手でベビーカーのフロントバーを握って、ベビーカーをバック方向に押し出さなければなりませんでした。

先ほども言いましたが、後輪は固定されているため、片手でバック方向に押し出すのは至難の技です。
固定されていると、進路を真っ直ぐにしか進むことができないので、少しでもベビーカーが斜めに向いていると、エレベーターのドアにぶつかります。

こうなると、やはり少しでも幅が狭くてエレベーターのドアとの間に隙間ができるベビーカーが有利です。

でもこんなに小さなエレベーターに出会ったのは一度っきりです。

気になる方は、生活範囲内に、「閉まる」のボタンすらない小さな小さなエレベーターがあるか確認してみてくださいね。


駅の改札は通れる?

普通の改札は無理です。
1人用ベビーカー(コンビ メチャカルハンディ)ですらギリギリ通れるくらいですので、双子ベビーカーの場合は絶対に無理です。

でも、大概の駅には車椅子用の改札がありますよね。
JRの車椅子用の改札ならマウンテンバギーデュエットは余裕で通れますので、今まで一度も困ったことはありません。
関西ローカルですが、阪急電鉄や近鉄電車も車椅子用の改札は余裕で通れましたよ。


たたんで持ち上げられる?

マウンテンバギーデュエットは、赤ちゃんが乗っていない状態で、約15kgもあります。
15kgの子供(幼稚園年少さんくらい)と思えば、ひょいと持ち上げられる気がしてしまいますが、実際は大きくて持ちにくいので、めちゃくちゃ重たく感じます。
たたんだ状態で床から5センチほど持ち上げて、1メートル歩くと、ヘトヘトになります

車のトランクに乗せる時は、車にぶつけてしまわないかとヒヤヒヤしますが、重すぎて制御できません。

ガタイの良い私ですらこの有様なので、華奢な人には苦行だと思います。

毎日これを持ち上げる度に、このベビーカーを購入したことを後悔しそうになりますが、マウンテンバギーデュエットには、その苦痛を上回るメリットがあるので、とても気に入っています。

マウンテンバギーデュエットを買うか買わないかは、このメリットと重さを比較考慮して決めることをオススメします。

メリットについてはこちらの記事をご覧ください。

ちなみに、その記事中に、マウンテンバギーデュエットをたたんだ時のサイズ感も写真でお伝えしているので、是非ご覧ください。

今まで通れなかった所は?

今まで通れなかったところはほとんどないですが、あえて言えばこちらです。

  • マンションエントランスの手動観音開きドアの片側だけしか開いていない時
  • 2畳分くらいしかない小さなパン屋さん
  • バイクや車が侵入できないように車椅子専用ゲートが立っている公園

この3つ目が重要ですね!
だいたいの公園の入り口は、単なる真っ直ぐのポールが立っているだけで、車椅子がそこを通れるように作られているので、マウンテンバギーデュエットもその隙間を通れます。
問題は、バイクは通れないけど車椅子は通れるようになっている車椅子専用ゲート。
pq ←こんな形のゲートです。下の方が広いので車椅子が通れます。車椅子に乗っている人の頭は、pとqの間の狭い部分を通ります。

車椅子はそのゲートを通るので、歩行者やベビーカーが通るほうの通路はポール幅がとても狭いのです。
車椅子専用ゲートも通れない。
歩行者用ゲートも通れない。
重くて持ち上げるのも無理。

世の中には双子ベビーカー専用通路というのは存在しなくて、あくまで車椅子様に便乗して双子ベビーカーもたまたま通れる幅があるのです。
車椅子onlyにされてしまったら、双子ベビーカーは破門されたの同然です。

また、弧を描くように通るタイプの車椅子用通路は、マウンテンバギーデュエットも通れますが、弧のカーブが急なので、車椅子よりも縦に長い双子ベビーカーは結構腕に力が必要です。


スーパーマーケットのレジは通れる?

私の行ったことのあるスーパーのレジは、どこも通れます。
ただし、狭いスーパーだと、レジが終わったあとの袋詰めエリアで、大きな双子ベビーカーが幅をとってしまってみなさんに非常に迷惑をかけてしまいます。

そこで私は、レジカゴバック(予めカゴにセットして、レジのお姉さんにそのまま詰めてもらえる袋)を重宝しています。
それがあれば、袋詰めエリアを長時間陣取らずにすぐに出口に進めるので、迷惑をかけずに済みます。
レジカゴバックのせいでレジのお姉さんには一手間取らせてしまうので、感謝の気持ちは毎回忘れないようにしています。

でもやっぱりそんなに狭いスーパーマーケットで肩身の狭い思いをするのは辛いので、極力広いスーパーマーケットに行っています。


今回は、マウンテンバギーデュエットが「通れるかどうか」をメインにご説明しましたが、こちらの記事では、「走行性」「折り畳んだ時のサイズ感」などを写真付でレビューしています。