哲学の道や醍醐寺など、京都には有名なお花見スポットがありますが、その中でもダントツで私がオススメしたいのが、【原谷苑】です。
観光客にはあまり知られていませんが、地元人がイチオシする、もうとにかくめちゃくちゃ綺麗な名所です!
桜のみならず様々なお花が咲き乱れるこの原谷苑は、まさに桃源郷(桜源郷?!)と言うに相応しく、何度訪れてもウットリしてしまいます。
今回は、この原谷苑の攻略法と、ベビーカーで訪問可能かどうかをご紹介します。
オススメの見所
原谷苑の入り口は、東口と西口があります。
後程ご紹介する無料シャトルバスは西口に到着しますが、私のオススメは、「東口から入苑する」ことです!
東口のチケット売り場から入苑し、上り坂を上り終わると、それはそれは美しい桜が私達を出迎えてくれるからです。
狭い道で四方八方と頭上を桜に包み込まれる様子は、まるでピンク一色の桜の国に迷い込んだかのよう。
そのおかげで、桜源郷の世界観にどっぷりと入り込むことができます。
もちろん西口から入っても充分たくさんの桜や色とりどりのお花がお出迎えしてくれるので、ガーデニング好きにはたまらない可愛い光景が広がっていますが、入苑してすぐに桜源郷の感動を味わいたい人は、是非東口から入ってみてくださいね。
交通アクセス
色々な行き方があります。
北大路駅から京都市バス
原谷苑の周辺は、金閣寺や北野天満宮など、有名な観光地が集まっており、バスの中は大量の観光客でごった返しているので、ベビーカーで乗る場合は畳んで肩身狭く乗っている必要があります。しかし、地下鉄北大路駅は大きなバスターミナルですので長時間バスのドアが開いてくれていて、ベビーカーでも落ち着いで乗ることができます。
原谷苑の最寄りのバス停に着く頃には、大量の観光客が北野天満宮などで既に降りているので、車内に人っ子ひとりいない状態で安心してベビーカーをおろすことができることが多いです。
バスをおりてから原谷苑までの道は、急なのぼり坂があるので大変ですが、距離は短いので、清水寺付近の坂と比べれば可愛いものです。
西口から入る場合はバス停から西口チケット売り場までが急な坂道、東口から入る場合は、東口チケット売り場から桜源郷までが急な坂道です。
地下鉄北大路駅、JR円町駅、または阪急西院からタクシー
所要時間
地下鉄北大路駅から約10分
JR円町駅から約10分
阪急西院駅から約15分
とホームページには記載されていますが、道が混んでいる時はもう少し多めに見ておいたほうがいいと思います。
東口チケット売り場のすぐ手前までタクシーで行けます。
原谷苑オリジナルの無料シャトルバス
桜の時期のみ、わら天神発着の無料シャトルバスが出ています。
無料ですので非常に混み合いますが、何本も頻繁に出ているので、何台か待てば乗ることができます。
無料シャトルバスは原谷苑の西口に到着します。
西口から東口までは結構距離がありますので、無料シャトルバスで訪れる人は、桜源郷の入国は諦めて、西口から入りましょう。
それでも充分楽しめます。
マイクロバスのため、ベビーカーで乗るのは厳しいかと思いますが、コンビメチャカルハンディのような小さく折り畳めるベビーカーなら不可能ではありません。
車内では、立ち席はありませんので(全員が着席できる人数までしか乗せない)、狭い通路にベビーカーを置こうと思えばギリギリ置けます。
周りの人に迷惑にならないように、1番後ろの席に座るなどして対策しましょう。
※2021年は、新型コロナウイルス感染対策のため、シャトルバスは運行していません。
代わりに、自家用車での来苑が今年度に限り許可されています。
詳細はこちらの公式HPをご覧ください。
http://www.haradanien.com/index.html
苑内はベビーカーで通れる?
ベビーカーで苑内に入ること自体は可能なのですが、車椅子対応はしていないため、ベビーカーもある程度の覚悟が必要です。
舗装されていない山道を上る部分が一部あり、木の根がゴツゴツしている狭い山道をベビーカーで登っていくのは不可能です。
そういったところは斜面も急なので、どれだけ性能の良いベビーカーでも無理です。
その部分だけは通るのを諦めましょう。
しかしそのような場所はほんの一部です。
公式ホームページに載っている苑内マップで言うと、1番右の部分です。
それ以外の道は、結構道幅の広い部分も多く、ベビーカーでも通れます。
ベビーカーでも余裕でいけるとまでは言い難いですが、充分可能な範囲ですので、是非赤ちゃんと一緒に訪れてみてくださいね。