旅好き★双子のママ

【3列目にISOFIXが装備されている車】VWトゥーランのレビュー

現在販売されている国産車には、三列目にISOFIXのチャイルドシートを装着できる車はありません(私調べ)。

三列目にISOFIXのチャイルドシートを取り付けられる車、「フォルクスワーゲン トゥーラン」について、実際に使用したレビューをご紹介します。

国産車より少し高くなってしまうけど、ベンツやBMWなどよりはお手頃だよ!

ISOFIXのチャイルドシートを何台装着できる?

フォルクスワーゲンのトゥーランは、なんと!!5つもISOFIXが装備されています。

一般的な国産車は2列目左右の2台のみですが、トゥーランは、2列目左右中央、3列目左右の5箇所にISOFIXのチャイルドシートが取り付け可能です。

助手席ではISOFIXは使用できませんが、助手席のエアバックを解除することができるため、シートベルト方式のチャイルドシートを後ろ向きに装着する際にも安心です。

これで、子供が2人いても3人いても4人いても5人いても6人いても、座る場所に悩む必要がなくなりますね!


ちなみに、未就学児が3人いる我が家では、2列目左右にISOFIXのチャイルドシート2台、2列目中央にISOFIXのジュニアシートを装置しています。

使用しているチャイルドシートは、
サイベックスのシローナと
ブリタックスレーマーのデュアルフィックス。

ジュニアシートは、
ブリタックスレーマーのキッドフィックスⅡです。

(キッドフィックスⅢは横幅がⅡよりも広いので、我が家と同じ組み合わせで2列目に3台乗せるのは無理だと思います)

まさかの2列目に3台も装着できるので、もはや3列目のISOFIXは使われず、3列目は広々荷室として活用しています。

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※両端のチャイルドシートを後ろ向きに回転させてから装着しても干渉せずに使えますが、装着した状態でクルクルと回転させることはできません。

※ギリギリ三台装置できている状態ですので、チャイルドシートのリクライニングを自由に動かすことはできません。両端のチャイルドシートは1番リクライニングを倒した状態で固定です。
(中央のジュニアシートをもう少し小さい商品にすれば、両端のチャイルドシートのリクライニングが可能です。)


3列目

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上述の通り2列目にチャイルドシートとジュニアシートを3台つけた状態で、三列目の座席を組み立ててみると、こんな感じです。

2列目両端は大きなチャイルドシートをつけるために座席を1番後ろまでスライドさせているので、その分3列目が狭くなっています(ピンクのズボンの子の部分)。
3歳児が足を伸ばして前の座席に足がギリギリつかないかくらいの足元空間です。


一方、2列目中央は座席を1番前までスライドさせていますので、3列目の足元に余裕があります(水色のズボンの子の部分)。
我が家の5歳児が足を伸ばしても前の座席に足が届きません。


※三列目は2人掛けですので、実際は水色のズボンの子の部分(三列目中央)に人が座ることはありませんが、三列目の足元の広さをお伝えするために座らせています。


トゥーランのサイズ

カテゴリー的には、トゥーランはコンパクトミニバンです。

ザックリと体感のサイズ感を比較すると、トゥーランは、トヨタエスティマとほぼ同じ、また、ホンダフリードよりは大きいですが、見た目がスッキリとして取り扱いやすそうな感じがフリードに似ています。

スバルのフォレスターとは、実際のサイズは同じくらいですが、フォレスターは結構モッサリ(?)ふっくら(?)ゴツゴツ(?)としているので、トゥーランのほうが車両感覚は掴みやすそうかなという印象です。
(フォレスターには、三列目はありません。フォレスターにはサイドにもカメラがあるので、車幅感覚を気にする必要はなさそうです)


日産セレナと比べると、横幅は明らかにトゥーランのほうが広いですが、長さが若干トゥーランのほうが短い分、少しコンパクトに感じます。


具体的なサイズ比較はこちらです。
モデルによりサイズが若干異なりますので、参考程度にご覧ください。

トゥーラン
全長4535×全幅1830mm×全高1670mm

ホンダ フリード
全長4,265mm×車幅1,695mm×高さ1,710mm

スバル フォレスター
全長4625mm×車幅1815mm×全高1715mm

日産セレナ
全長4770mm×車幅1735mm×全高1865mm


フォレスターとトゥーランの外観の横幅は1.5センチしか変わりませが、内装はトゥーランのほうが断然広いです。

フォレスターの2列目左右に上記のチャイルドシート2台をつけると、2列目中央は非常に狭くなり、上述のジュニアシートをつけることは不可能ですし、かなり華奢なママでなければ座るのが苦しくなります(日産セレナ等、ほとんどの国産車も同様)。


一方トゥーランは、上述の通り2列目に3台装着できます。
2列目の3席がそれぞれ独立しているため、2列目中央に身長170センチ弱の大柄な私(女性)が座っても苦になりません。


使いやすさ

国産車によくある「痒いところに手が届くおもてなし精神」をトゥーランに期待してしまうと、ガッカリしてしまうかもしれません。

特に国産のミニバンと比較している人からすると、「日産セレナならスライドドアだし、天井が高くて広々しているし、三列目でもスマホの充電ができるし〜」とファミリーに嬉しい機能に憧れますよね。

それに比べ、トゥーランは「ヒンジドアだし、天井はそこまで低いわけではないけれど子供が座席の上に立つと頭を打つし、全体的に使いやすいような使いにくいような、、、」と思ってしまいます。


それでも私はトゥーランを選びました。
使いやすさよりも子供達の安全性を重視したい、そして、2列目に子供を3人とも乗せたいからです。


スライドドアは確かに便利です。
狭い駐車場でも隣の車を気にすることなくドアを開けられます。
でも、万が一事故にあった時に、スライドドアだと側面衝突に弱いとか、スライドドアのレールが少しでも歪むと開けられなくなってしまうとか、開口部が広すぎるから強度が弱いとか言われています。

だから私は不便を覚悟でヒンジドアのトゥーランを愛用していますが、上手く使えばヒンジドアもそこまで不便ではありません

ヒンジドアでも快適に子供を乗せるコツ

狭い駐車場でドアが隣の車に当たりそうな時

ドアを開けずに窓から子供を車内に入れましょう!
窓を全開にしておけば、簡単に子供を乗せて、チャイルドシートのシートベルトを装着させることができます。

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窓からはこんな感じで手がチャイルドシートに簡単に届きます。

なお、子供が勝手にドアを開けて隣の車にぶつけてしまう恐れはありますが、2列目のドアを内部から開けられないように鍵をかけることもできます
そうすれば、前のドアだけ注意して監視するだけで済みます。


車の後ろに広めのスペースがある時

バックドア(荷室のドア)をあけられるくらいのスペースがあるならば、後ろから子供を乗せましょう!
2歳後半にもなれば、子供が自分でバックドア側からよじ登って、2列目にあるチャイルドシートまでたどり着けます(時間はかかりますが)。

トゥーランのバックドアは日産セレナなどのミニバンほどは長くないので、私の経験上、大概の駐車場で開けることができます。 

我が家では、子供が軽かった頃は窓から乗せおろししていたよ。
2歳後半からは、バックドアから乗り降りさせて、窓からチャイルドシートのシートベルトを閉めてあげているよ

そりゃスライドドアのほうが断然便利なのは否めないですが、ヒンジドアでもこのやり方でどうにかやっていけます。


シートアレンジ

トゥーランは、サイズ感としてはSUVのような車ですが、シートアレンジはミニバンのような自由度があります

例えばSUVのスバルフォレスターと比較してみましょう。
SUBARUフォレスターは、2列目は固定されているので前後に動かすことができません。
三列目シートはなく、代わりに広い荷室があるので、三列目シート不要のユーザーにとっては使い勝手の良い車だと思います。

2列目に大きなチャイルドシート(脚がついているタイプ)を装着すると、1列目をある程度前に動かさなくてはなりません。
大柄な主人はそうすると1列目が狭くなると言っていましたが、短足の私なら全く問題ありません。


一方トゥーランは、2列目を前後に動かせます
そのおかげで、2列目に3台のISOFIXを装着する際も、前後チグハグにズラすことによって、それぞれが干渉せずに装着できるのです。

そして三列目が不要な時は、4歳児でも簡単にたためてフルフラットにできます


2列目に子供3人を乗せられるメリット

2列目に子供3人を乗せると、3列目にスムーズに行きにくくなってしまうデメリットはありますが、走行中に三列目に行く機会ってそんなにないと思います。
走行中に必要そうなグッズは2列目の足元に最初から置いておけばいいのです。


それよりも、2列目に子供3人を乗せられるメリットはとてもとても大きいです!

メリットその1

我が家では2列目中央に幼稚園年中さんの長男を、2列目左右に2歳の双子を乗せていますが、このフォーメーションにすると長男が大活躍してくれます。

イヤイヤ期真っ盛りの双子が
「ジュースの蓋開けられない〜!」
「お菓子ちょーだいー!」
「暑いー!」
などなど、運転中にエンドレスでワガママを言い続けますが、全て長男が対処してくれます。

後部座席用のエアコンが長男の前方についているので、温度管理もバッチリ長男がしてくれます。
(後部座席用のエアコンを後部座席から操作可能で、風量調節できます!)

長男は2列目中央席のジュニアシートに座ったまま、両脇のチャイルドシートに座っている双子に手が届くので、お世話できるのです。

日産セレナやホンダステップワゴンなど、国産車のミニバンだと、2列目にはチャイルドシートを2台までしかつける幅がありませんので、長男に双子のお世話をしてもらえません。


メリットその2

万が一後方衝突された際に三列目は怖いので極力子供を乗せたくありません。

その点、2列目に子供3人とも乗せられて、しかも2列目全てがISOFIX対応のトゥーランは大家族にとにかくオススメしたい車です!

なお、メーカー担当者さんのお話によると、3列目の背もたれには、かなり分厚い鉄板が入っていて、後方衝突にも強いそうです


走りやすさ

走りの良さについては、もう間違いなく国産の箱型ミニバンよりも超優秀です!
なんせ最高時速260キロまで出せる仕様ですから(日本では過剰すぎる仕様だけど、、、)。

ブレーキの効きもすごく良くて、止まりたい時にキュキュッとすぐに止まってくれます。

早いスピードで走っていると、普通の車だと少しハンドルを動かしただけでかなり車が動いてしまってフラフラしますよね?
高速道路を走っている時にクシャミが出たらクネクネ走行になってしまったなんていう経験はありませんか?

トゥーランなら、時速65キロを超えると、ハンドルが少し硬くなり、車線を逸脱するのを防いでくれるので、高速道路での運転がすごーーーく楽です!
しかも日産セレナやトヨタノアなどの箱型ミニバンと比べると、ずっしりと安定感抜群なので、高速道路で風が強くてもフラフラしにくく、安定した走行を満喫できます。

一般道で時速40キロくらいで走る時も、国産ミニバンだとフワフワとずっと宙に浮いている感じで、ブレーキも早めから踏まないとなかなか止まらず制動距離が長めですが、トゥーランはまるで自分の脚でしっかりと地面を踏みしめて歩いているかのような安定感があります。

「子供がいるからミニバンがいいけど、やっぱり走りを諦めたくない!」と思ってSUVも気になっているパパには、自信を持ってトゥーランをオススメします!!

運転が苦手なママこそ、この安定感&安心感を体感してもらいたい!


安全性能

グレードにもよりますが、現在主流の安全機能はだいたいついています。

その中でも特筆すべき機能は、車線変更を助けてくれる機能
車線変更しようとしたときに、ドライバーの死角となる後方側面に車両を検知すると、サイドミラーについているライトが光って教えてくれます。
そして、検出車両の方向に進路変更しようとすると、ステアリングを自動で補正して軌道を修正し、接触を回避してくれます
具体的な作動条件などは、公式HPでご確認ください。
https://sp.volkswagen.co.jp/allinsafety/stage1/


トゥーランのグレード

トゥーランには、価格抑えめのコンフォートラインと、少しお値段が高めのハイラインの2種類があります。

コンフォートライン

お値段ががお手頃な分、ついていない機能があります。
カメラで360°まわりを確認できるアラウンドビューカメラや、駐車時に隣の車にぶつかりそうになった時にピーピーと鳴る警告音や、ハンドル操作に連動してヘッドライトの照射方向が変わる機能や、駐車アシストなどは、コンフォートラインにはつけられません


トゥーランは、先程述べたように、「痒いところに手が届くおもてなし精神」が低い代わりに、車本来のあるべき能力が極限まで高められている車だと思います。

つまり、今時流行りのハイテクな予防安全機能や自動ブレーキがまだなかった時代、どうすれば事故を防げるのか、どうすれば安全に運転できるのか、万が一ぶつかったときにどうすれば乗員を守れるのか、、そんなことを考えに考えて作られた車なのだと感じます。

車体の強さはもちろんのこと、事故の可能性を検出すると、即座にシートベルトのテンションを高めたり窓を自動で閉めたりする機能や、9つものエアバッグなど、国産箱型ミニバンにはなかなかない安全機能が標準で備わっています


アラウンドビューカメラや警告音なんてなくても、車本来の安全性が高いので、運転が得意な人なら、コンフォートラインで充分だと思います。

私は超がつくほど運転が下手だけど、アラウンドビューカメラや警告音がないおかげで、駐車能力が格段に上がったよ!


ハイライン

一方ハイラインは、それらの機能がつけられます
運転が苦手な人だと、アラウンドビューカメラ等のないコンフォートラインでは駐車時にストレスがたまると思いますので、ご予算が許せば迷うことなくハイラインを購入することをオススメします。


こちらの記事では、5人家族の視点で日産セレナをレビューしています。


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