この記事では、5人家族(大人2人＋子供3人)全員分の海外旅行傷害保険代金を無料にする方法、または手厚い保障を少しでも安く手に入れる方法をご紹介します。
家族5人分を無料にするには？
結論から言うと、家族全員分を無料にするにはグレードが高めのクレジットカード(ゴールド、プラチナなど)を保有するだけです。
家族全員分がカバーされるので、家族が多いほどお得です。
5人家族にはとても有難いカードなのです。
なぜグレードが高くないといけないかと言うと、ゴールドやプラチナのクレジットカードには、家族特約が付帯していて、子供の分まで補償してくれるものが多いからです。
逆に言うと、普通のクレジットカードでは、カード保有者本人の分しか補償されません。
オススメのゴールドカード
※アメリカンエクスプレス公式サイト(https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/starwood-preferred-guest-card/)から引用。
マリオット、ウェスティン、シェラトン、リッツカールトンなどが加盟するホテルグループがアメリカンエクスプレスと提携しているクレジットカードです。
年会費が34100円もかかるお高いカードですが、旅行好きならばすぐに元が取れます。
(5人家族でヨーロッパに5泊行けば、それだけでも１万円くらいの価値あり！)
毎年のカード継続時に、上記グループホテルの無料ペア宿泊特典がもらえる
(通常、ペアで10万円以上するようなリッツ・カールトンなどの高級ホテルにタダで毎年泊まれる！)
マイレージへの還元率が驚異の1.25%！
(しかもポイントは実質無期限！ 移行できる航空会社は40社以上！)
spgアメックスにはまだまだ特典がありますが、話が逸れてしまいそうなのでこの辺でおしまいにしておきましょう。
いかにお得か分かっていただけたでしょうか？
もちろん、これらの特典が不要な人には、もっと安いゴールドカードもたくさんありますので、「家族特約」があるかどうかを注意して探してみてくださいね。
spgアメックスに付帯の旅行傷害保険
どのくらいの補償が付帯しているのか見てみましょう。
※spgアメックスの規定集より引用。
クレジットカードの保障では足りない分を補填する
日本よりも医療費の高額な海外で病気や怪我をした時に備えるために、海外旅行傷害保険で最低限必要とされる治療費は、200万くらいだと言われています。
大概のゴールドカードなら治療費の補償額が200万〜300万円あるので、とにかく保険料を無料に抑えたい人には丁度良いですね。
しかし、欧米は物価が高いことや、子供は病気や怪我をしやすいことを考えると、もう少し補償してほしいところです。
また、子供だけ現地で入院するとなると、そのまま放置して親だけ帰るわけにもいきませんから、救援費も増額したいです。
そこで、先程お話ししたクレジットカードの付帯保険で家族全員の死亡保障や後遺症障害、200万円程度の治療費、航空機遅延補償などをまかない、一般的な海外旅行傷害保険で治療費や救援費をカバーすることになります。
損保ジャパンoffの場合
必要な保障だけを選択できるオーダーメイド型の海外旅行傷害保険といえば、損保ジャパンのoffが有名です。
損保ジャパン海外旅行傷害保険には、個々人で加入するパターン(オーダーメイド可能)と、家族で一括申し込みすることで安くなるパターン(オーダーメイド不可)があります。
例えば、医療費の補償額を1500万円に設定してそれぞれのパターンを見積もってみましょう。
※旅先はヨーロッパ、旅行期間は7日間で試算しています。
※実際の保険料は、旅先や旅行期間など様々な条件によって異なります。
このブログでの見積もりは参考程度にお考えください。
個々人でオーダーメイドで加入
死亡保障などはクレジットカードの付帯保険で賄っているので、主に治療費に特化してオーダーメイドしてみました。
※損保ジャパン公式サイト（https://off.sompo-japan.co.jp/topより引用。
この内容での見積額は1620円です。
オーダーメイドプランの家族一括申込パターンはないので、5人家族の場合はこの保険料を純粋に5倍したものが5人分の費用になります。
つまり、1620円×5人＝8100円(5人分合計)です。
家族でまとめて加入
損保ジャパンoffでは、家族一括申込の場合はオーダーメイドできないので、パッケージプランで見積もりしました。
死亡保障などはクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で賄っているので、補償額を少なくして見積もりしています(パッケージ化されているので死亡保障を0円にすることはできません)。
※損保ジャパン公式サイトより引用(https://off.sompo-japan.co.jp/top)。
ご覧の通り、保険料は5人で8200円です。
オーダーメイドプランと家族一括申込(パッケージプラン)の比較
この２つを比較すると、5人分の保険料はわずか100円の差です。
(4人以下だと、もっと差が出ます)
個々人で加入しているので、記載されている補償額がそれぞれの人に適用される
デメリット
携行品損害や航空機寄託手荷物遅延等費用など、補償を付け足すと割高になる
保険料はオーダーメイドプランとほぼ変わらないのに、携行品損害や航空機寄託手荷物遅延等費用がパッケージでついてくる
デメリット
携行品損害、救援者費用、賠償責任、航空機寄託手荷物遅延等費用については、家族5人全員で一つの保険金額を共有する。
もしクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の携行品損害や航空機寄託手荷物遅延等費用だけで満足できるならば、オーダーメイドプランのほうがお得ということになります。
- 死亡保障額は、クレジットカードで5000万円、一般の海外旅行傷害保険で1000万円だとしても、合算して6000万円受け取ることはできません。
- 治療費や携行品損害等は合算することができます。
- 実際の保険料は、旅先や旅行期間など様々な条件によって異なります。このブログでの見積もりは参考程度にお考えください。
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以下、随時執筆予定です。
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